こちらは、GMOクリック証券さんの米ドル/円のスワップカレンダー。
75を赤字で囲いましたが、これが一日当りに付くスワップの金額です。
簡単に計算すると
- 1万通貨保有するにあたり、75円/日
- 75円×30.4日=2,280円利益(1か月)
- 75円×365日=27,375円利益(1年)
※スワップは、定期的な見直しがあり時期で金額が違います。
また、注意すべきPointですが青字で囲った方は–75円。
ですので、上記の式と全く一緒ですが
間違った方向(売り買い)で保有すると、年間で-171,000円/年ですので注意が必要です。
デメリットもあります。
具体的な金額で計算しながらご説明させて頂きます。
いくらくらい稼げる?準備金と目安
1万通貨を基準にして金額を見てみましょう。
【参考】
- 1ドル=110円
- 1万通貨=1ロット(lot)
- 1万通貨=110円×10000=1,100,000円
- 必要最低証拠金=1,100,000円/25=44,000円
会社によっては、0.1ロットでの取引も可能です。
その場合、必要最低保証金は4,400円になります。
スワップは、値動きに対する利益や損失に関係なく、毎日付与されるものですが、ポジションを保有するという事は、値動きに対して利益の上下があります。
2018年の値動きは105円~115円でしたので、仮に110円でポジションを保有したのであれば値下がりに対する損失分を余分に保有していないといけません。
仮に1万通貨保有していた場合の、値動きに対する利益(スワップ別)
- 110円→115円に上昇(円安)=1万通貨×5円=50,000利益
- 110円→105円に下落(円高)=1万通貨×-5円=50,000の損失
になります。
また、必要最低保証金ですので、読んだままですが最低保証です。
この金額を割ってくると、会社によりロスカット(損により終了)の対象になります。
〇〇円で取引可能!(レバレッジ25倍max)
と、少額の金額で掲載しているところもあります。
実際できます。
しかし、その金額だけだと長期保有するのには苦しいです。
私は、値動きに対して耐えれるか?の検討をしますので仮に1年程度の動きに耐えるとすれば最低10~20円程度、つまり1万通貨保有であれば10万~20万くらいの余力があると心強いです。
レバレッジ3倍を推奨しているサイトもありました。
その場合は、110万/3(倍)= 37万の準備金となります。
米ドル1万通貨の保有であれば
保証金4.4万+20万=24.4万
この金額を目安に、0.1~1万通貨の取引を始められるのが1つの目安になると思います。
注意
絶対大丈夫!という金額ではありません。
あくまで目安。
2012年には、ドル円=75円の時もあります。暴落はいつくるか解らない。という考えはお忘れなく。
ご利用は計画的に・・・です。
狙った通貨は・・・
・南アフリカランド/円 10万通貨=150円
・メキシコペソ/円 10万通貨=160円
・トルコリラ/円 1万通貨=110円
<参考>
- ドル/円(USDJPY) =110円前後/1万通貨
- 南アフリカランド/円(ZARJPY)=8.0円前後/1万通貨
- メキシコペソ/円(MXNJPY) =6.0円前後/1万通貨
- トルコリラ/円(TRYJPY) =21 円前後/1万通貨
上記4通貨は、現時点でのスワップポイントが高い通貨になります。
ドル円以外があまり耳にする機会の少ない通貨ですので、FXの取引会社全てで取り扱っているわけではありません。
※スワップ金利参考 みんなのFXさんより
※証券会社の選定や、取引通貨の選定は、後日UPします
メキシコペソ/円で取引すると仮定します。
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